耐震構造・伝統木造建築
見えないところも、丁寧に施工させていただきます。
日本最古の木造建築物
日本最古の木造建築物は法隆寺と言われています。
1400年もの間、今もしっかりと姿かたちを残しています。
これは伝統木造建築でつくられています。当時はもちろん集成材などなく、檜の無垢材でつくられていました。住宅とはまた構造も組み方も違いますが、見えない部分をしっかり組み立てるという所に、住宅も見習うところは多くあります。
地震大国といわれる日本で伝統的な構造は耐震効果がある。ということを法隆寺は姿、形で証明しています。
なぜ3.5寸が人気なのか
まずは一般的になぜ3.5寸が人気かお話していきます。もちろん空間も広く取りやすいというメリットはありますが、実際の所、3.5寸と4寸の木材では仕入れの金額が全く違ってくるからです。
当社では、安い施工をうたい文句にはしていません。
こだわりのページでも触れていますがコストの削減はお客様の安全からではなく、他の宣伝広告費をなるべくかけないことや、自社設計、材料の仕入れなど、周りの多くの方のご協力でコストを下げる事ができています。
そのため4寸を使っても、手抜きすることなくいい素材、いい家をご提供することができるのです。
HIRO工務店では、他社の3.5寸構造のお見積り金額で、4寸構造の家を建てた例も多くあります。
もし、家の強度が欲しい。でも金額が…と切実に悩まれているのであれば是非一度、ご相談ください。きっとあなたのお力になれると思います。
HIRO工務店の「骨太構造住宅」
HIRO工務店は住宅を建てる際、必ず4寸の構造をつかいます。こだわりのページでも少し触れていますがこのページではなぜ4寸なのか詳しく説明いたします。
あくまでも3.5寸の柱が危ないなど不安を促すものではありませんのでご安心ください。
HIRO工務店ではお客様の不安を煽るような営業スタイルではありません。
実は、ほとんどの住宅は3.5寸を使っているともいわれています。で
すが耐久性、耐熱性、耐震性この3つを考えた時にさらに安心して住んで頂くための「骨太構造」です。
詳しくは、下にある3.5寸と4寸の違いをご覧ください。
3.5寸と4寸の違い
最近は30年もつのは当たり前なのではないか、もっと永く住める家へ。と同業者の方の考え方も少しずつ変わってきました。
以前から3.5寸の標準構造にしていた工務店も、4寸に変更したなど嬉しい話が全国の同業者から聞こえてくるようになりました。
これは㎝で表すと3.5寸は10.5cm、4寸は12cmになります。
たった1.5㎝の違いです。
耐震の計算上あまり変わらないと言われているのは3.5寸の木材でも十分耐震性が実証されているからです。
しかし以下の通り、3.5寸と4寸では大きな差があるのも事実です。
1.太さと強度が1.3倍
2.地震・風圧の耐力1.6倍
3.荷重耐力1.6倍
4.曲げの力に対す応力1.49倍
あくまでもこれは不安を促すことを目的としてはいません。多くの住宅が3.5寸の柱を使用しています。
もちろん日本での安全性の基準は十分にクリアしている太さです。
ですがこの数字も、家を新築で建てる際には十分に知っておいて頂きたい事実です。
基礎
家を建てるうえで欠かせないのが基礎工事です。
地盤改良も必要があればしっかり行いますが、やはりこの部分なくして丈夫で安全な家は建てられません。
HIRO工務店では、基礎の立ち上がり部分も構造の梁と同様に考えています。開口部の大きすぎる立ち上がり部分などをなるべくなくし、一体型にすることで建物の耐用年数に勝るとも劣らない基礎をつくります。
また、重要部分には地中梁を入れ、更に耐震性を高めています。地盤保証、基礎に関しても10年の保証がついています。
お施主様に永く、安心して住んでいただくために構造同様「基礎」にもしっかりと耐震性のあるつくりで施工致します。